リコの個室

お迎えに行くと、ここのところいつも リコは小さな箱に入っている。
ちょうどリコが足を伸ばして座っていっぱいいっぱいの小さな箱です。
ダンボールか何かの箱にピンク地に白の水玉模様の布が貼られて、手作りながらけっこう立派で可愛いらしい。


リコは、とにかく箱の中が落ち着くらしく、寝ている時と食べている時とお外に行く時以外は箱に入っているみたいで、園での大半の時間を箱の中ですごしている事になる。
箱の中から手をのばしておもちゃを取ったり、欲しいおもちゃがとどかない時は、先生に「あっあっ(取ってくれー)」と要求。
・・・私がお迎えの時に こっそり見ると、お友達のミユネちゃんに おもちゃの積木を次々と運んでもらっていた!


少し前の 先生との交換ノートには「リコちゃん、今日もお気に入りの個室に入っていましたよ!」と書いてありました。
『個室』だって。ウフフ。かわいいなぁ。
私は、このノートを毎日 すごく楽しみにしている。
驚き・発見・共感・感謝・・・いろんな要素満載の、すてきノート。
先生は、いろんな楽しい言葉を持っていて、読んでいて思わずニヤニヤしたり、爆笑したりしてしまう。
そして、我が子の事を 夫や身内以外の人に聞けるのは、すごくありがたい。


もともと子供好きというわけではなかった私にとって、保育士という仕事には全く興味がなかったけれど、今は保育士ってやりがいあるいいお仕事だと思うようになった。
なんたって リコの先生がやさしくて、可愛くて、熱心なもんだから、すっかり参ってしまった。
さらにさらに!リコだけでなく、私のような新米母の先生でもある大切な存在なのです。

私も保育士に転職したいくらい・・・なんて思ってみたり。。。
いやいや私なんかに務まらない。同時に いい加減な人にはご遠慮願いたいお仕事である。


おっと、リコの箱の話からリコの先生の話へといつの間にか移っていますが、今後 リコが個室から出てきて、次なる『お気に入り』を見つける時が楽しみです。