お昼休み

仕事復帰して 大きく変わったのは お昼ご飯。
今まで、リコがお昼寝している間に「ガァー」っと食べるか、リコのお昼ご飯に合わせて 適当な物をつまむのが、私のランチタイムだった。
どちらにしても この1年 自分のお昼ご飯なんか?!に構うような気分にならない毎日を過ごしてきた。
それに対してストレスを感じているわけでもなかったのだが・・・


最近では、マミさんなんかと「お昼どこいくぅ?」なんて言いながら あちこちへ出かけ、食後のコーヒーまで頂いて社に戻る。
「毎日こんな贅沢が許されるなんてー!!」と一人感動している私なのです。


産休に入る前に、先輩お母さん達に「今の内にやりたいことやっときよー」と言われ、さんざんいろんなお店を回ったり、友達と遊んだりした。

だけど、そういう欲求って「もう ヤリつくしたので満足です。」って事にはならないと言うのが私の結論!
↑「自分に関して言うと」でございます。
子供がいたって美味しいお店でランチしたいし、友達とマッタリおしゃべりしたい。
ただ、我が子に負担がかからないか・・・ってのと、世間の人達のお許しをいただけるのか・・・って点でかなりのブレーキがかかってしまうのだが。。。


子供ができるまでは、オシャレなカフェやレストランは、私たち大人だけの物と思っていた。
子連れでやって来て、大騒ぎになる人達を見て「え゛ぇぇー?!」って思った。
(ずっと おとなしくしておける子供は少ないからなー。)

さらに、子供が生まれてからは「幼い子を親の都合でつれ回すなんて!」と、先輩お母さん達に 苦言をいただいたり・・・。
そういった事が、いろんな事を我慢して きっちり子育てしてきた自負のあるお母さん達には ものすごく腹立たしい事のようだ。(←トゲあり?私)


話は それるけど、リコを連れてハワイに行く飛行機で
「赤ちゃん連れて海外へなんて、私たちの頃なら考えられなかったわー」と老婦人に言われたり、飛行機で泣き叫ぶリコ(母親の私)に、あからさまに非難の目を向ける人達もたくさんいた。
いたたまれない中、世の中 弱者には冷たいなぁ・・・と思った。
これが、ヤクザさながらの強面が大声で騒ぎ立ててたとしても、非難の目を向ける事は出来ないくせにっ。・・・っちぇっ。


も一つそれるけど、先日 通勤の電車で大声で叫び続ける知的障害の女の子がいて、やっぱり彼女とそのお母さんに対しての周りの目が冷たかったのなんのって!!
その時、ハワイ行きの飛行機を思い出した。


だけども だけどっ!
最近うちの会社周辺はオシャレなカフェや雑貨屋さんが続々とオープンし、それと同時に赤ちゃん連れのお母さん達が増えた。
そして以前『大人の場所』と思っていた所は、赤ちゃんとお母さんの場所にもなった。

そんなこんなで(どんなや?) 私は「そうだそうだ!もともと 大人だけの場所ではなかったんだ!」と思い、赤ちゃんとお母さんを暖かい目で歓迎しているのです。


立場が変われば、主義主張をコロコロ変える、全くプライドの無い私。
そして、私のように出産後コロッと変わっちゃう方、ウェルカムーー!!です。
『弱者に愛を!』・・・ニンっ。



そしてこれは、食後の ねこちゃんカフェラテ。